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テーマ「西洋型帆船」の記事 help リーダーに追加 RSS

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西洋型帆船(14)
西洋型帆船(14) ペリー来航後の幕府海軍創設の経緯について、先にその大要をご案内しました。これと併行して幕府は嘉永6年(1853)9月に寛永12年(1635)に制定された「大船建造禁止令」を解禁し、諸藩の洋式船建造への道を開きました。  このような背景に基づき、諸藩は洋式船建造を企図しましたが、例えば幕府に命ぜられた水戸藩において、古いオランダ造船技術書やその翻訳書に準拠して、安政3年(1856)に石川島(東京都)で、3本マスト・シップ型木造帆船[旭日丸](排水量約750トン)を完成させました。また、来日中のロ ...続きを見る

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2006/06/10 08:10
西洋型帆船(13)
西洋型帆船(13) 前回ご案内した幕府海軍創設に伴ってオランダに発注した咸臨丸(原名:ヤパン)及び朝陽丸(原名:エド)は、前者が1857年9月22日(安政4年8月5日)、後者は1858年6月13日(安政5年5月3日)にそれぞれ長崎港に入港しています。  この他に別途、1858年8月26日(安政5年7月18日)にイギリスのヴィクトリア女王から王室ヨット・エンペラーが将軍(家定)に寄贈され、これを幕府は蟠龍丸と命名しました。以上により幕府は安政年間に、先にオランダから供与された観光丸と咸臨丸、朝陽丸及び蟠龍丸の合計4 ...続きを見る

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2006/06/01 20:35
西洋型帆船(12)
西洋型帆船(12) アメリカ東インド艦隊司令長官ペリーの日本への第2次来航艦隊は、サスケハナ、ポウハタン及びミシシッピからなる3隻の[蒸気艦]とサラトガ、マセドニアン、ヴァンダリア、サウサンプトン、レキシントン及びサプライの6隻の[帆装艦]との合計9隻によって編成されました。これらは1854年2月13日(嘉永7年1月16日)に浦賀水道を航行して江戸湾小柴沖(現在の横浜市金沢区沖)に投錨しました(ただし、帆装艦サプライは3月19日に遅れて到着)。その後日本側とペリーとの交渉場所が神奈川に決まり、種々の折衝を経て、同年 ...続きを見る

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2006/05/24 22:30
西洋型帆船(11)
西洋型帆船(11) 西洋型帆船に係る長い歴史の最後19世紀に出現した傑作帆船クリッパーは、前回ご案内したように主としてアメリカ及びイギリスの交易業者の下で、ティー・クリッパーやウール・クリッパーなどとして、様々な分野において華々しく活躍しました。また、19世紀は実用的な蒸気機関を推進装置とする汽船が登場し、次第に発展した時代でもありました。しかし、初期には蒸気機関が故障した場合には、船からの通信手段が皆無であったため、自力で港まで航行する必要があり、このためには帆走装置が不可欠でした。すなわち、当初は帆が主たる航行 ...続きを見る

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2006/05/18 20:21
西洋型帆船(10)
西洋型帆船(10) 19世紀前半に「クリッパー」と呼ばれる快速帆船が登場しました。このクリッパーが最初に建造されたのは1820年頃アメリカ・ボルチモアといわれており、後にニューイングランドやニューオーリンズなどの造船所で造られ、やがてこれらの地の造船業者は世界中に反響を巻き起こしました。爾来、クリッパーを中核としたアメリカ商船は大西洋を横断し、また、ケープ岬回りで太平洋に出てインド洋に至る間を航海し続けました。やや遅れてイギリスもクリッパーの造船に着手してアメリカに追従しましたが、以下ではクリッパーに係るあらましを ...続きを見る

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2006/05/13 08:46
西洋型帆船(9)
西洋型帆船(9) すでにご案内したように、15世紀後半から始まった大航海時代に、コロンブスやマゼランなどの探検航海を先駆けとして、1764年から1790年にかけて計10回におよぶ世界1周の科学的航海が行われ、貴重な成果が得られました。この中に1768年から1779年に亘ってのイギリス人ジェームス・クックによる、計3回の探検航海が含まれています。今回はいわゆるキャプテン・クックの第1回航海とクックの乗船についての大要をご紹介します。 ...続きを見る

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2006/05/07 09:51
西洋型帆船(8)
西洋型帆船(8) 先にご案内したように18世紀頃になると、ヨーロッパを中心に大型帆船が発達しましたが、それより以前から小型帆船も世界各地で個別に、あるいは相関しながら発達していました。当ブログではこのような発展過程の一端を、古代船の事例の一部を含めて、時代別に西洋型帆船の若干例を挙げながらご紹介してきました。しかしながら、西洋型帆船の種類は極めて多く、帆の種類や帆の張り方など多岐に亘っていますので、今回は帆船の種類を纏めて、その概要をご案内することにしました。 ...続きを見る

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2006/04/27 20:52
西洋型帆船(7)
西洋型帆船(7) 今回は少々話題を変えて、大航海時代における日本人とヨーロッパ人との関わりについて、その一端を述べてみることにします。  天文12年(1543)8月種子島へ1隻の中国船が嵐を避けて入港しましたが、この船にポルトガル人(いわゆる南蛮人)が3名乗船していました。これらの南蛮人から彼等の持っていた鉄砲2挺を種子島藩が買取りましたが、これがヨーロッパから日本への鉄砲伝来の年とされています(鉄砲は天正3年<1575>の長篠の戦で決定的な役割を果たした事が知られている)。  一方、スペイン人は既に植民地化 ...続きを見る

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2006/04/22 08:09
西洋型帆船(6)
西洋型帆船(6) 前回ご紹介したように17世紀から18世紀にかけては、ヨーロッパ諸国が植民地獲得競争に明け暮れ、かつ、宗主国と植民地間に就航する交易船(商船)の積荷を狙う海賊船が世界の各地で跳梁跋扈した時代でした。このため一般交易船であっても自衛上武装せざるを得ず、加えて軍船による海戦の際も、接舷して相手船に乗り移り切り込むという古典的方式から、敵船と適当な距離を保って、片舷の大砲で一斉射撃を加えて敵を殲滅する方式に変化しました。この戦法に沿って造られた船が「戦列艦」で、先に述べたガレオン船の欠点を改良して、軍船 ...続きを見る

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2006/04/16 09:38
西洋型帆船(5)
西洋型帆船(5) コロンブスの新大陸発見以降、スペインはカリブ海を中心とする中・南米地域に植民地を建設しました。また、ほぼ同時期にポルトガル、イギリス、フランスやオランダなどのヨーロッパ人も続々と南北アメリカ大陸、インド亜大陸及び東南アジア地域に進出し、それらの地で金銀財宝や香料その他の産物を入手し、ヨーロッパに多大の利益を齎しました。これらヨーロッパ諸国が、自国と植民地間の諸物資の輸送に利用した船は、その主体は前回ご案内したキャラック船でした。また、上記諸国において15世紀後半から16世紀中期にかけて、いわゆる ...続きを見る

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2006/04/12 20:45
西洋型帆船(4)
西洋型帆船(4) 15世紀の大航海時代における探検家として、周知のようにコロンブス、ヴァスコ・ダ・ガマやマゼラン等が有名です。これらの者のうちの1例として、コロンブスが探検航海に使用した船についてのあらましを以下でご案内します。 ...続きを見る

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2006/04/07 19:45
西洋型帆船(3)
西洋型帆船(3) マルコ・ポーロの『 東方見聞録 』が端緒になったか否かは定かでありませんが、中世のヨーロッパは東洋の富や香料に対する要望が極めて強くなった時代だったようです。  このような背景の下で、ポルトガルのエンリケ<ヘンリー>航海王子(1394〜1460)が主導して、航海術や造船技術あるいは新天地発見、地図作成等を行う総合機関を設置し、広く内外の優秀な人材を集めてそれらの研究に当たらせました。エンリケ航海王子の目的の1つは、アフリカ大陸西岸を南下して海路インドへ達する航路を発見することでした。しかし、同 ...続きを見る

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2006/04/01 11:33
西洋型帆船(2)
西洋型帆船(2) 西洋型帆船はその発達史上、2つの系統に分けられます。その1つはヴァイキングの系統をひく北ヨーロッパで発達した船で、他はエジプト、フェニキア更には古代ギリシャやローマ時代から地中海を中心に伝わった船です。通常、北ヨーロッパ系の船は「北方船」、地中海系の船は「南方船」と呼ぶことが多いようですが、以下これらの船の概要を順次ご紹介します。 ...続きを見る

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2006/03/26 09:47
西洋型帆船(1)
西洋型帆船(1) エジプトで発見された、西紀前4000年あるいはそれ以前の古代エジプト時代のものとされる陶器に、帆と多数のパドル(支点のない櫂)をもつ船の絵が描かれています。これは太古からエジプト人は、船によりナイル河を往来し、水運に依存した種々の営みが行われていたことを示唆しています。また、地中海東端の現在のシリア、レバノン地方に存在した古代国家フェニキアは、西紀前13世紀から前8世紀にかけて繁栄した国家ですが、フェニキア人も櫂と帆をもつ軍船や商船を建造し、地中海、大西洋あるいは紅海からインド洋にかけて活躍した ...続きを見る

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2006/03/21 09:21

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